透析を受けている患者さまの気持ちの負担は計り知れません。
しかし、人工透析はきちんと続けなければ、命に直結します。
私たちは何よりもまず、患者さまやご家族の気持ちに寄り添うことを第一に考えています。
人は甘えてしまう生き物で、楽なほうに流れていきたいと思うことは当然のことです。
さまざまな理由で透析に足が向かない時もあります。
そのことを前提に患者さまに向き合うことで、少しでも前向きに透析を受けていただけるよう、
透析室スタッフである看護師、臨床工学技士をはじめ、医師、外来・病棟看護師、管理栄養士、事務スタッフ全員が
患者さまとの対話を大切にしています。
病気のことや人工透析のこと以外の日常的な会話を交わすことで、患者さまの気持ちが晴れやかになれる様にとの願いからです。